和木町総合型地域スポーツクラブ設立趣意書
現在の日本では、少子化・高齢化が社会問題となり、教育や医療の分野を中心に深刻な影響が見えてきています。 これは、私たちの住む和木町においても例外ではなく、同じ問題が進行し顕在化しつつあるのが現状です。 このような事態に対して行政は、問題解決のために様々な対策を講じてきています。 しかしながら、この問題を解決する方策は一つではなく、行政と町民が一体となり、それぞれが出来る事、やるべき事を地道に続けることが必要ではないかと思います。 私たちは、この問題をスポーツの面から改善出来るのではないかと考えました。 具体的には、子供たちの「運動離れ」を食い止めるため、指導者が色々な運動を指導することにより、身体を動かす楽しさを子どもたちに広め、スポーツを通して青少年の健全育成と健康体力の増進を図っていきます。 また、若者にスポーツの楽しさを広めるため、専門性の高い指導を提供することにより、多種目にわたるスポーツへの参加の機会を増やし、競技力の向上とスポーツを通した人間形成を目指していきます。 更に、中高年の人たちに適した運動情報をきめ細かく提供し、指導することにより一人ひとりの心と身体の健康の保持増進を図ります。 この事は、予防医学的な見地から見ても医療費の削減効果が期待できるものと考えられます。 これらスポーツ活動と多種多様な活動との連携を図ることにより地域内の交流を深め、心豊かな町民生活の実現を目指していきます。 上記のような目的のもと、町内で活動するスポーツ団体が母体となり、和木町総合型地域スポーツクラブを設立し、一人ひとりが明るく活き活きと暮らせる和木町を目指し、協力して活動して参ります。 平成26年4月25日
和木町総合型地域スポーツクラブ設立準備委員会 委員長 小倉 常雄
設立について
このクラブは、「和木町スポーツ推進委員協議会」「和木町体育協会」が中心となり、平成26年4月25日に設立いたしました。 山口県内市町での設立は、19市町中18番目、クラブ数では、47番目となり、平成12年に文部科学省が「スポーツ振興基本計画」を策定し、生涯スポーツ社会実現に向けた、地域におけるスポーツ環境整備のため、「総合型地域スポーツクラブの育成」を目標に掲げてから、実に14年もの時間を費やして結成いたしました。
和木町総合型地域スポーツクラブとは?
このクラブは、「和木町スポーツ推進委員協議会」「和木町体育協会」が中心となり、設立したことから、幅広く多くの町民に多種多様なスポーツを行うことができる機会を造り、スポーツに親しんでもらうことを目標に、現在、事業を計画しています。 組織としては、「理事会」と「運営委員会」があり、基本的には、理事会で事業計画を作成し、運営委員会が、実行する形となります。 設立して間もないことから、多くの事業を行うことはできませんが、町民の方の要望等により検討を重ねながら進めていくこととしています。
クラブ役員
(令和6年4月22日現在)
理事長 | 嘉屋 真奈美 | スポーツ推進委員協議会委員 体育協会会長 |
副理事長 | 竹本 秀喜 | スポーツ推進委員協議会委員 体育協会副会長 |
小林 浩貴 | スポーツ推進委員協議会委員 体育協会副会長 |
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クラブマネジャー | 吉兼 崇博 | |
理事 | 原川 泰一 | 体育協会副理事長 |
吉本 武尚 | 体育協会副理事長 | |
休萬 ひとみ | 体育協会副理事長 | |
三上 学 | 体育協会副理事長 | |
片岡 紀子 | スポーツ推進委員協議会委員 体育協会副理事長 |
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監査 | 中村 恭二 | 体育協会監査 |
岡崎 紀子 | 体育協会監査 | |
事務局長 | 藤川 直紀 |
任期:令和5年度総会から令和7年総会まで
総合型地域スポーツクラブとは?
総合型地域スポーツクラブ(以下「総合型クラブ」という。)とは、人々が、身近な地域でスポ-ツに親しむことのできる新しいタイプのスポーツクラブで、(1)子どもから高齢者まで(多世代)、(2)様々なスポーツを愛好する人々が(多種目)、(3)初心者からトップレベルまで、それぞれの志向・レベルに合わせて参加できる(多志向)、という特徴を持ち、地域住民により自主的・主体的に運営されるスポーツクラブをいいます。 ※文部科学省HPより、引用 ※文部科学省HP http://www.mext.go.jp/a_menu/sports/club/main3_a7.htm